みなさん、楽しくウォーキングしてますか!
「健康のために歩こう!」と意気込んでみたものの、いざ始めると疑問が次々に湧いてきませんか?
「何分歩けばいいの?」「雨の日や暑い日はどうするの?」「筋肉痛は大丈夫?」などなど。
本記事では、シニア世代のウォーキング初心者がよく抱える10の疑問に、分かりやすく丁寧にお答えします。
これから歩く方も、歩き始めたけど迷いがある方も、ぜひ参考にしてみてください。
それではご一緒に見て参りましょう。
■この記事を書いた人
キーボー : ウォーキング歴、足掛け25年のベテランウォーカー
シニアのウォーキング初心者がよく悩む10の質問と答え
1日どのくらい歩けばいいの?
質問:01 | 1日どのくらい歩けばいいの? |
答え | 健康維持のためには、1日30分程度のウォーキングが推奨されています。 無理のない範囲で始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。 |
付記 | 最初は1日15分×2回に分けて歩くと良いです。 合計3,000〜5,000歩でも十分です。 「1日1万歩」が理想と思いがちですが、 シニアのウォーキングは“続けられる距離”が何より大切です。 最初の目安としては、朝と夕方に15分ずつ歩いて合計30分。 歩数では3,000〜5,000歩が無理のないスタートライン。 慣れてきたら時間や距離を少しずつ増やしていきましょう。 |
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歩いていて膝や足が痛くなったらどうすればいい?
質問:02 | 歩いていてひざや足が痛くなったらどうすればいい? |
答え | 無理せず休みましょう。痛みが続く場合は専門医へ。 |
付記 | シニア世代に多いのが「膝の痛み」。 痛みを無理に我慢すると、関節の炎症や軟骨のすり減りを悪化させて しまうことも。 まずは立ち止まって休み、それでも治らない場合は整形外科を受診 しましょう。 シューズやインソールの見直しが有効なケースもあります。 |
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歩く前後のストレッチは必要?
質問:03 | 歩く前後のストレッチは必要? |
答え | 「歩く前」は必ず軽く行いましょう。 |
付記 | ウォーキングは有酸素運動ですが、準備運動が不足していると、 足首や膝を痛めるリスクが高くなります。 ウォーキング前には、ふくらはぎの伸ばし・足首回し・太もも裏の ストレッチなどを各30秒ずつ行うのが理想です。 終わった後にも、軽い整理運動でクールダウンしましょう。 |
参考記事:ウォーキングストレッチは「ラジオ体操」と「タキミカ体操」
雨の日や暑い日はどうすればいい?
質問:04 | 雨の日や暑い日はどうすればいい? |
答え | 無理せず「中止」または「室内運動」に切り替えましょう。 |
付記 | 無理に外へ出る必要はありません。 雨の日は滑りやすく、真夏日は熱中症のリスクも高まります。 室内でできる「踏み台昇降」や「片足立ち」などに切り替えて、 運動習慣をキープするのも立派なウォーキングです。 |
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筋肉痛が出たときは休むべき?
質問:05 | 筋肉痛が出たときは休むべき? |
答え | 軽い筋肉痛なら問題なし。ただし関節の痛みはNGです。 |
付記 | 筋肉が軽く張る程度なら、ウォーミングアップをしっかり行ったうえで 続けてもOKです。 一方で「ズキズキ」「鋭い」痛みの場合は関節や靭帯を痛めている 可能性があります。 その場合はすぐに中止して、様子を見ましょう。 |
毎日歩かないと効果はないの?
質問:06 | 毎日歩かないと効果はないの? |
答え | 週3~5回で十分効果があります。 |
付記 | 健康維持のためには、継続が何より重要。 ウォーキングは「筋肉の定期的な刺激」と「習慣化」がカギです。 体調の良い日に無理なく行うだけでも効果は十分。 むしろ「毎日やらねば」と思い詰めず、 楽しむ気持ちを大切にしてください。 |
朝と夕方、どちらに歩くのがいいの?
質問:07 | 朝と夕方、どちらに歩くのがいいの? |
答え | どちらもメリットあり。生活リズムに合う方でOKです。 |
付記 | 朝のウォーキングは血行促進・代謝アップ効果が高く、 快適な1日のスタートに最適です。 夕方のウォーキングは血糖値コントロールやストレス解消に効果的。 ご自身の体調・スケジュール・気温に応じて、無理なく歩ける時間帯を 選びましょう。 |
買い物ついででもウォーキングになる?
質問:08 | 買い物ついででもウォーキングになる? |
答え | もちろんなります!生活の中に取り入れるのが長続きのコツです。 |
付記 | 「買い物」や「郵便局までの往復」なども立派なウォーキングです。 “目的のある歩き”は心理的なハードルが低く、自然と継続できます。 「毎日10分だけ遠回りする」などもおすすめです。 |
参考記事:ウォーキングショッピングに最適リュックおすすめ7選
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どんな靴を選べばいいの?
質問:09 | どんな靴を選べばいいの? |
答え | 足にフィットして、滑りにくく、脱ぎ履きしやすい靴が理想です。 |
付記 | シニア向けには、かかとの安定性が高く、つま先が自然に曲がる ウォーキングシューズがおすすめです。 履き心地・脱ぎやすさ・重さもチェックポイント。 しっかりとサイズを確認し、実際に試着してから選びましょう。 |
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歩いても痩せないのはなぜ?
質問:10 | 歩いても痩せないのはなぜ? |
答え | 体重より「筋肉と体調」に注目しましょう。 |
付記 | ウォーキングは「筋肉維持」や「血糖値コントロール」に効果的ですが、 急激に体重が落ちる運動ではありません。 シニア世代にとっては「痩せすぎ」もリスク。 見た目や体重よりも、疲れにくさや血圧の変化を目安にしましょう。 |
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まとめ シニアがウォーキングを無理なく継続するために
ウォーキングは、道具もいらず誰でも始められる“人生を変える習慣”です。
でも、ちょっとした疑問や不安が継続の妨げになることもあります。
そんなときはこの記事を読み返してみてください。
何しろ「無理なく」「楽しく」「継続する」。
これが最善のシニアウォーキングスタイルです。