段階ごとに見るウォーキング熱中症対策おすすめグッズ【シニアウォーカー】

熱中症

みなさん、楽しくウォーキングしてますか!

このところの暑さ、ハンパじゃないですよね!
早朝から30度を超え、日中には35度超えの猛暑日となり、さらには40度を超えてしまったり!

シニアウォーカーでも、涼しい時間にウォーキングをやれる人ばかりではないと思います。

そこで今回は、熱中症対策グッズにはどのようなものがあるのかチェックしました。

それを段階ごとに整理しましたので、みなさんとご一緒に見てまいりましょう。

■この記事を書いた人

キーボー : ウォーキング歴、足掛け20年のベテランウォーカー

屋外ウォーキングの危険度を客観的に判断

このところ毎日のようにニュースやワイドショーなどで、熱中症を特集して報道される機会が多くなっています。
たしかにこの数日間は、朝から30度超えで、昼頃には40度近くにまで上がります。

我が家のエアコンの付いていない部屋もこの温度!

ほぼほぼ40度!!

我が家クローゼットの室内温度ほぼ40度の画像イメージ
我が家クローゼット室内温度ほぼ40度

いまだかつてない現象です。

今年はこの先どれだけ暑くなるのか誰も予測がたたないほどの気候なのです。

今年の熱中症予防は例年の対策では不充分かもしれませんよ!

私たちが経験してきた過去の暑さをはるかに超えた現象が、身に迫ってきていることを覚え、しっかりと対処していきたいものです。
自分の経験や、今日の身体の調子、そして客観的な判断基準を知って、熱中症予防対策に取り組んでいくのが第一段階と言えます。

「暑さ指数」のキーは湿度

私たちシニアは、歳とともに体感温度の感覚が若い時よりも鈍ってきます。
暑さを自分の感覚だけに頼るのではなく、客観的な判断を下せる「暑さ指数」を知っておくといいと思います。

「暑さ指数」の最大のポイントは、熱中症は暑さを防ぐだけじゃ防ぎ切れないということなのです。

「暑さ指数」とは、人間の熱バランスに影響が大きい「気温」、「湿度」、「輻射熱(ふくしゃねつ:日射しの熱、地面、建物、人体などから出る熱)」の3つを取り入れて出される指標です(正確には風[気流]も指標に影響するそうです)。

なかでも湿度が「暑さ指数」の高低を握るキーとなっています。

その理由は、湿度が高いと汗が蒸発しにくいからなんだそうです。

つまり身体の熱を大気中へ放出する能力が低下し、熱中症になりやすくなるということなんですね。

詳しくは、こちらから。
環境省熱中症予防情報サイト「暑さ指数について学ぼう:やさしい説明」

このページの画面から「全国の暑さ指数」を知ることもできます。
クリックして飛んでいただいたページ上段バーの左側にあります「全国の暑さ指数」をクリックすると、全国の暑さ指数を示す地図を見ることができます。

また、本日現在、発表されている「熱中症警戒アラート」の地域を見たければ、上段赤いバー「熱中症警戒アラートを発表しました[地図を表示]」の[地図を表示]をクリックしてみましょう。

地図上にその地域が現れます。

ただし、あなたが実際にウォーキングをする場所の「暑さ指数」とは異なることを覚えておいてください。

あなたのウォーキングコースの環境によって、輻射熱が違うからなのです。

そこで、ご紹介させていただくのは、あなたのウォーキングコースでの熱中症予防運動指針をアラーム音と数値で知らせてくれるものです。

おすすめ熱中症指数計

タニタ 黒球式熱中症指数計 熱中アラーム TT-562GD

 サイズ  幅×奥行×高さ:58×36×108mm
 重量 230g
 付属品 携帯に便利なカラビナ、吊り下げ用アタッチメント、 
 三脚取付用電池フタ、ドライバー
 特徴 熱中症予防運動指針をアラーム音と数値でお知らせ 
 日射や輻射熱も測定できる黒球式
 WBGT値(暑さ指数)を炎天下でも表示
 屋内、屋外、直射日光の下で使用可能

その日歩くか歩かないかを決めるのはあなたです。
屋内、屋外、直射日光の下でも使用できますので、例えば、外へ出る前に屋内の測定で決めるのか、それとも屋外の直射日光の下で測定されたデータで決めるのか、判断して下さい。

この機器には、アラームによる警鐘が4段階あります。
注意・警戒・厳重警戒・危険の4つのうちの、どのアラームが鳴ったら止めるのか。

同じ温度(おんど)でも湿度(しつど)が高くなれば暑さ指数も高くなりますので、あらかじめ、あなた自身で今日はウォーキングをする、しない、という基準値を決めておいたほうがいいと思います。

屋外ウォーキングをする場合

少しぐらいの暑さだったら、屋外ウォーキングをするよ、と思われている方も多いと思います。
「暑さ指数」がどうのこうの、などと言ってたら、夏場はほとんど歩けなくなってしまうじゃないか、と言われるかもしれません。

でも、年齢を重ねると、老化で暑さを感じにくくなるとも言われています。
そうすると、熱中症になったことに気がつきづらくなりますね。
そして、気づいたときには症状がかなり進行し、重症化してしまうというケースも出てくるのでしょう。

さらに、高齢者は脱水症状を起こしやすいと言われています。
それは、若い頃に比べ体内の水分量が減少していることと、のどの渇きを感じにくいので、水分補給が十分にできないことがあるからなのです。

そこで次に紹介させていただくのは、多量の発汗を伴う運動時の熱中症対策に飲んでいただきたい経口補水液です。

おすすめ経口補水液

熱中症対策 経口補水液エブリサポート 500ml 24本セット

 パッケージ  ペットボトル
 容量 500ml
 特徴 水分・電解質をすばやく吸収 
 発汗時・脱水時の水分補給に!

注意していただきたいこととして、「一般のイオン飲料より電解質の濃度が高くなっているので食塩、カリウム等の摂取制限を受けておられる方は医師にご相談頂いたうえで、飲んで下さい」とのこと。

おすすめ保冷剤

通常スポーツドリンクやむぎ茶などを飲んでいるから、経口補水液まで飲む必要はないな。
そう言われるシニアウォーカーであっても、夏の過酷な屋外ウォーキングで熱中症を引き起こす可能性は変わりません。
そこで、是非とも知っておいていただきたいことがあります。

私たちの手のひらには、放熱して身体を冷ましてくれる機能があるそうです。

つまり、私たちの身体の体温が上がると、手のひらにある体温調節専門の血管(AVA)が開き、動脈から流れ込んできた大量の血液が放熱しながらAVAを通り抜け、冷えた血液となって心臓へ戻り体温を下げてくれるとのこと。

だから熱中症にかかりやすい高齢者にとって「手のひら冷却」はとてもいいんですね。
その際、大事なことは手のひらを冷やす温度です。
冷たすぎるとAVAは閉じてしまうそうです。

12℃~15℃前後で冷やすのが、もっとも効果的に働くとのこと。
一般的な保冷剤や氷では逆効果になってしまうそうなんです。

そこでシニアウォーカーが夏の屋外ウォーキングに出る場合は、体温を下げ熱中症対策に有効と言われる保冷剤をおすすめします。

DESCENTE(デサント) 暑熱対策用グローブ適温蓄冷材付きコアクーラー

 仕様  暑熱対策用
 アタッチメントで適温蓄冷材を固定 
 本体素材  ポリエステル82% ポリウレタン18% 
 適温蓄冷材  ナイロン、ポリエチレン
 水、塩類、抗菌剤
 カラー ブルー
 サイズ フリー
 利き手 左右兼用
 性別対象 男女兼用

着用しても手の操作性が失われにくく、メッシュ素材なのでウォーキングなどには最適。

おすすめネッククーラー

手のひらに着用して歩くのは、ちょっと…
と言われる方には、別の箇所を冷やすことによって運動中の体温を下げることが可能です。

夏の暑さで熱がこもったり、ほてったりした身体を冷やすポイントとして、首や脇の下、背中、股関節など、体の中でも太い血管が通る場所がいいとされています。

これらの箇所を冷やすことで、体内にこもった熱を早く下げることができるからです。

その中でもウォーキングをしながら着用できるグッズとしておすすめなのがネッククーラーです。

首掛け扇風機 ネッククーラー【2024夏新開発 ネックファン&LCD液晶ディスプレイ表示】

 商品寸法  奥行き 6cm x 幅 8cm x 高さ 10cm 
 重量  275g(とても軽量です)
 バッテリー容量  4000mAh
 充電ポート Type-C急速充電に対応(パソコンなどからUSB充電)
 短時間でフル充電が可能 
 連続稼働時間 最大16時間の連続使用が可能
 色 ホワイト
 特徴 サイズが大きいので背中なども含め、1枚で前身のべた
 つきを拭き取れます
 清涼成分メントール配合のため、シャワーの後のような 
 爽快感が得られます
 個包装なので持ち運びに便利
 クーラーボックスなどで冷やしておけばさらにクール
 熱中症対策にも役立ちます

ネッククーラー参考記事はこちら

猛暑日ウォーキング|シニア対策グッズ【てごろなネッククーラーおすすめ7】
猛暑日が続きます。シニアにとって暑さは大敵ですね。できれば暑い日中のウォーキングは避けたいもの。でも何日も家の中にいて歩かずにいるのは足腰に良くありません。今回は猛暑日ウォーキングシニア対策グッズ【ネッククーラー】をまとめてみました。

おすすめ汗ふきシート

暑い夏なんだから、グッズを持ったり、着用しなければならないグッズだったりせず、できるだけ身軽に屋外ウォーキングをしたい、という方もおられるのではないでしょうか。

そんなシニアウォーカーの方でも、せめてポケットに入れて歩ける汗ふきシートくらいは持たれたほうがいいと思います。

かいた汗をタオルでふき取るという方法もあります。
が、乾いたタオルでゴシゴシ汗をふき取ってしまうと、汗が皮膚表面で蒸発して体温を下げる働きが阻害されてしまいます。

つまり、体温が下がらなくなってしまうのです。
体温が下がらなければ、当然再び汗をかき、また拭き取る。
という悪循環になってしまいます。

そんなことにならないよう、ウォーキング用の汗ふきシートがあるんです。

Hisamitsu リフレッシュボディシート

 原材料・成分  水、エタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、
 メントール、ヒマシ油、DPG
 内容量  5枚
 シートサイズ  49cmx25cm
 香り  無香
 原産国 日本 
 スキンタイプ ノーマル
 ※安全警告:お肌に合わない場合には使用を中止してください 

段階ごとに見るウォーキング熱中症対策おすすめグッズ【シニアウォーカー】まとめ

シニアウォーカーにとって熱中症対策で一番注意しなければならないのは
暑さ指数
でした。

そして、その基となる

  • 気温
  • 湿度
  • 輻射熱

を自分自身の感覚だけではなく、客観的な数字によって間違いのない判断をする、ということでした。

そのためのグッズとして「タニタの熱中症指数計」がありました。

このグッズを利用して、屋外ウォーキングに出るか控えるかの判断基準を決め、この夏を乗り切るのが最善でしょう。

次の段階として、実際にウォーキングをするにあたり、熱中症対策に必要なグッズがありました。

  • 経口保水液
  • 保冷剤
  • ネッククーラー
  • 汗ふきシート

これらグッズの必要性は、各人のウォーキングの条件によって必要、不要と分かれてくると思いますが、必要と思われた場合にはすぐにでもご用意下さい。

そしてこの夏をじょうずに乗り切り、絶えることのない歩きを続けましょう!

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