みなさん、楽しくウォーキングしてますか!
シニアウォーカーは楽しく軽快に歩ける時ばかりではありませんね。
気がのらなかったり、身体が重かったり、膝が痛かったり、腰が痛かったりと、若い時には思いもよらなかった事態も起こるからです。
気張って外に出ても、足取りが重く軽快な歩調では歩けなかったりもします。
そこで今回紹介するのは、シニアウォーカーが軽快に歩くコツのひとつ、私たちが実践している足振りと腕振りです。
私のウォーキングライフは25年になりますが、足振りと腕振りを実践するようになったのはシニアになってからです。
具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
それではご一緒に見てまいりましょう。
■この記事を書いた人
キーボー : ウォーキング歴、足掛け25年のベテランウォーカー
日々欠かせない「足振り」
習慣化するようになったきっかけ
私が「足振り」を始めたのは、
この本を読んで「足振り子体操」を実践したのが最初でした。
この記事の「足振り子体操」を紹介した箇所はこちら。
初めのうちは私だけでやっていました。
妻は半信半疑でやりませんでした。
しかし妻が膝を痛め、しばらく歩くのが困難になったことがありました。
その時、私が日々実践していた「足振り」の良さを改めてすすめたところ、妻もやるようになったんです。
それまでは塗り薬や貼り薬で痛みを抑えていたのですが、「足振り」を一週間くらい続けると薬よりも効き目があったことを実感したみたいです。
従って、「足振り効果」の高いことは、私よりも実感しているのではないかと思います。
それからは、私たち夫婦にとってウォーキングをするうえで欠かせない運動となっています。
習慣化させるには
「足振り」は膝の下に両手を組んで支えます。
足に力は入れず、上下に30回振ります。
それが済んだらもう片方の足をやる。
たったこれだけのことです。

ただし、たったこれだけのことだけに日々習慣化させるには工夫をする必要があります。
なぜなら、その日のうちに複数回するとなると、「今回はいいか、また後でやるんだから」などとなりがちだからです。
実際に実践しているやり方
私たち夫婦は、この運動を1日5回やるようにしました。
その具体的なやり方はこちら。
午前10時半 | 足振り体操1 |
午後02時 | 足振り体操2 |
午後05時15分 | 足振り体操3 |
午後08時45分 | 足振り体操4 |
午後11時 | 足振り体操5 |
ガラケーでアラーム設定をし、12時間半の間に5回のアラーム設定をしています。
このように、あなたの都合によって12時間前後の間に複数回のアラームをかけます。
複数のアラーム設定ができるタイマーでその時を喚起させるのもいいですね。
そして一番大事なことは、極端な話ですが、1回もできない日があったとしても「明日がある」という考え方をすることです 。
継続するには、止めないことが肝心ですから。
私たち夫婦は、5回の設定時刻のうち3回以上できればいいな、というスタンスで臨んでいます。
足振りの後に簡単なストレッチも加えています。
それでも3分程度の運動ですから、やってしまえばなんということのないことです。
「腕振り」で軽快な足運び
ウォーキングでは「腕振り」で足を軽快に
私も今年の1月に後期高齢者の仲間入りをしました。
まだコロナやインフルエンザ、ノロウイルスなどが蔓延する室外ウォーキングでは、マスクを着用しています。
ですから息苦しくなることもあります。
いつも私たち夫婦は一緒に歩きますから、私の歩きかたを見ては、「大きく手を振って!!」と妻が励ましてくれます。

私の方から妻に掛け声をかけることもあります。
つまり、歩く時に腕を大きく振って歩くことは必須の行為なのですが、ついつい歩幅が狭くなったり、腕の振りが小さくなってしまうんです。
気が付いて、大きく腕をふるだけで足の歩幅が大きくなり軽快になります。
上り坂には欠かせません
特に上り坂に差し掛かると歩幅がより狭くなり、腕の振りも小さくなりがちですね。
そこで、お互いを励まし合いながら大げさに思えるほど腕を大きく振るんです。
そうすると歩幅が大きくなり坂道でも足運びがとても軽快になります。

「大手(おおで)を振(ふ)って歩(ある)く」は、いばって堂々と歩いたり、まわりをはばからない態度をとる、というような意味ですが、そのくらい大げさな腕振りをしてみてください。
そうすれば、足がかなり軽やかに前へ進んで行くのがよく分かりますよ!
シニアウォーカーが軽快に歩くコツ|私たちが実践している足振りと腕振り まとめ
シニアのウォーキングで、日々軽快に継続させていくための工夫は必須です。
今回はそのコツのひとつ、「足振り」と「腕振り」について私たち夫婦が実践している現状をご紹介させていただきました。
「足振り」については、あまりにも簡単なことなので、ややもすると「こんなもん役に立つんかい!」と投げ出されてしまわれそうですが、実際に続けてみると抜群の効果が出るばかりではなく、膝の痛みをもやわらげ、解消してくれるという優れもの。
同様に実際に歩いている時の「腕振り」も大げさなほどの感覚でやる。
そうすると、本当に今までの足の運びが何だったのか、と思えるほどの軽やかさを発揮する。
恥ずかしがらずに遊び心でもいいからやってみましょう!
そうすることによって、今まで以上に軽快に歩くことが出来、楽しくウォーキングを継続して行くことができますよ!