みなさん、楽しくウォーキングしてますか!
ウォーキングと言ったら、歩数。
「ウォーキングしてます」と言うと「一日何歩くらいですか?」ってよく聞かれますよね。
私もいつからか、歩数のカウントがウォーキングを継続する励みのトップになっています。
ただ、歩数計(万歩計)は買うときに迷ってしまうほどたくさんあります。
今回は、シニア向け歩数計の選び方とおすすめ3選を紹介します。
【この記事でわかること】
- 歩数計(万歩計)のタイプ別種類
- 今の自分に合った歩数計がわかる
■この記事を書いた人
キーボー : ウォーキング歴、足掛け20年のベテランウォーカー
歩数計と万歩計、呼び方の違い
歩数計を「万歩計」と呼んでいる人は多いと思います。
そこではじめに、歩数計と万歩計の呼び方の違いがなぜあるのかを知っておいて下さい。
歩数計 | 歩数計は一般用語で歩数を測る機器の総称 |
万歩計 | 山佐時計計器株式会社(日本初の歩数計を発売した会社)の登録商標 |
このことを知るまで、私も歩数計をすべて万歩計と呼んでいました。
万歩計が歩数を測る機器の総称だと思っていましたが、間違いでした。
「万歩計」は日本で最初に歩数計を発売した山佐時計計器株式会社の登録商標なのです。
歩数計という呼び方が、万歩計を含む歩数を測る機器の総称となります。
失敗しない歩数計の選び方
私は、ウォーキングを始めた頃に知った歩数計が、タイプ別に分けるほど種類があることを知りませんでした。
しかし現在の歩数計は機能的には2つのタイプがあり、装着スタイルは3つのタイプに大別されます。
未だ歩数計を使われていない方は、まずこの種別を知ることから始めていきましょう。
それらを踏まえ、どの歩数計が今の自分に一番合っているのかを知ることです。
それでは進めて参りましょう。
2つの機能タイプ
歩数計機能としては、昔ながらのアナログ的なものと最先端技術を駆使したものとの、2つに大別されます。
- 振り子式タイプ(振り子の上下運動で歩数を計測するもの)
- 3D加速度センサー式タイプ(最先端技術で歩数を計測するもの)
これらについてその特徴をみていきましょう。
振り子式タイプ
このタイプはかなり歴史が古いです。
文字通り、上下運動で振り子が動く回数によって歩数を測るものです。
この基本的な仕組みは、いかにもアナログっぽいですね。
なにしろ簡単に身につけられ、とても使いやすいのが特徴です。
これは私が愛用している振り子式タイプの歩数計です。
このように振り子の上下で歩数をカウントしています。
3D加速度センサー式タイプ
高性能3方向加速度センサーを搭載した歩数計は、どんな角度に傾けても歩数をカウントしてくれます。
なので、ポケットに入れて歩いたり、バッグの中に入れたりしても歩数をカウントしてくれるから安心です。
ネックストラップで首からさげても計測してくれるので、使用範囲の広がりは大きくなります。
3つの装着タイプ
次に装着で、大きく3つのタイプに分けられます。
- クリップタイプ
- ポケット・バッグインタイプ
- 腕時計タイプ
これらについても、その特徴を把握しておきましょう。
クリップタイプ(ベルトなどに固定するタイプ)
クリップタイプは、ベルトやノーベルトのズボンなどに、クリップで装着するものです。
加速度センサー式の歩数計にもこのタイプはありますが、クリップタイプと言えば振り子式歩数計がその代表でしょう。
ウォーキングしながら歩数確認をする方や、運動着以外のものは何も身に付けずに歩く人におすすめの歩数計です。
ポケット・バッグインタイプ(固定しないでいいタイプ)
特定の箇所に固定しないでも歩数をカウントしてくれる歩数計です。
ですからポケットに入れたり、持ち歩くバッグや身につけたポーチなどに入れるだけでもいいんです。
これは、固定装着しなくても歩数を測定できる加速度センサー式に多いタイプです。
ウォーキングのときだけ歩数をカウントするのではなく、一日の動きのすべてのステップをカウントしたい方にとってはとても便利です。
ウォーキングでカウント、服装を変えて外出でカウント、バッグやリュックを背負ってカウント、どのような服装でも歩数計を入れる場所(ポケットやバッグ)があればOK。
腕時計タイプ(腕に装着するタイプ)
腕時計と同様、腕に付けて歩数を計測します。
ウォッチタイプには、スマートウォッチのように多機能のものや、シンプルでシニアの方にとっても扱いやすいものまで種類は豊富です。
人はそれぞれ知りたいデータが異なると思います。
歩数、距離、時間、カロリーなど、数種類のデータであれば、シンプルなウォッチタイプの歩数計で測定することができます。
時計として使用できるものが多く、忙しい方にとっては一日つけっぱなしでいられる点でも重宝しますね。
どのタイプが今の自分に一番合うかを知る
上記「選び方」のタイプから、どの歩数計(万歩計)が今の自分に一番ふさわしいかを判断していきましょう。
たとえば、あなたが会社勤めをしており毎日電車やバス、自転車などで通勤されているとします。
ならば、ズボンやスカートのポケットに入れたり、ビジネスバッグの中に入れたりするポケット・バッグインタイプのほうが重宝するでしょう。
既に退職されておられる方やリモートワークの方は、家の中にいるほうが多いわけですから、クリップタイプ(ベルトなどに固定する)でも歩数のカウントは充分に果たせます。
また、歩数以外のデータが欲しい、一日中身につけてウォーキング以外の歩数もカウントしたい、などという方はウォッチタイプ歩数計がピッタリだと思います。
このようにして、今のあなたにとって有効な歩数計を選んでみましょう。
シニアウォーカーにおすすめ歩数計3選!
おすすめ歩数計3選を、次の3タイプからそれぞれ1つずつ紹介させていただきます。
それでは詳しくみていきます。
タニタ(TANITA)歩数計 PD-647
サイズ | 約幅65mm×奥行17mm×高さ37mm |
重量 | 約30g(電池含む) |
原産国 | 中国 |
電池 | CR2032電池×1個 |
表示歩数 | 0~99,999歩 |
単純にベルトやズボンなどの腰まわりに装着するタイプのオーソドックスな歩数計です。
歩数だけのカウントになります。
振り子式ですからカウント数に多少の誤差は生じますが、私が使用している限りではそれほど気になりません。
シニアの方々にとっては付けやすく使いやすいおすすめの歩数計です。
山佐(YAMASA)万歩計 EX-500B
サイズ | 幅76×高さ33.5×厚み10mm |
重量 | 約24g(電池含む) |
原産国 | 中国 |
電池 | CR2032電池×1個 |
表示歩数 | 0~999,999歩 |
ポケットやバッグ、リュックなどに気軽にポンと放り込んでおけば勝手に歩数を測ってくれます。
これは高性能の3方向加速度センサーの採用により、万歩計がどのような角度になっても歩数をカウントしてくれるからです。
またウォーキング運動以外の歩数を知りたい時に、現在の計測データをリセットして0から計測することができる「区間計測」をしてくれるのもいいですね。
「区間計測」は下記のように設定します。
もちろん、当日に計測した累計データはメモリーモードの画面で確認ができます。
山佐(YAMASA)ウオッチ万歩計DEMPA MANPO TM-500
サイズ | 約幅43×高49×厚13.4mm(バンド部は除く) |
重量 | 約38g(バンド、電池含む) |
原産国 | 中国 |
電池 | CR2032電池×1個 |
表示歩数 | 0~99,999歩 |
センサー | *ショックセンサー |
電気信号に変える電子部品ショックセンサーで、歩数をカウ
ントします。加速度センサーをショックセンサーとも言う。
山佐は2001年に業界初のウォッチタイプの万歩計を発売しました。
それから20年以上の月日を経て、現在は様々なウォッチタイプの万歩計を販売しています。
その中でもこのTM-500は単なる歩数カウントだけでなく、もう少しデータが欲しいなという方に向いていると言えるでしょう。
時刻合わせ不要の電波時計が内蔵されており、時刻だけでなくカレンダーも2099年12月31日まで表示できます。
いまの自分の歩幅(30~180cm)や体重(30~120kg)を設定入力したり、「区間計測」も可能。
デメリットは、左手首上面装着専用であるということです。
ただしこれは慣れてしまえばデメリットにはなりません。
まとめ
ウォーキングに歩数計は必要不可欠なグッズと言えるでしょう。
ランニングやジョギングをする方は、一日何歩よりも何キロという距離を目標に掲げる方が多いです。
しかし私たちシニアウォーカーは、一日何歩という目標を掲げてウォーキングをしています。
だから歩数をカウントすることだけでも継続の励みになるんですよね。
歩数だけをはかる単純な歩数計でもいいんです。
まだ歩数計(万歩計)を持っておられない方、またちょっとグレードアップしてみようと考えておられる方は、ぜひ参考にしてください。
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山佐(YAMASA)ウオッチ万歩計DEMPA MANPO TM-500
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